J1ビザの取得について 2018年の頃

留学した2018年当時にJ1ビザを取得した際の私の状況を下に記載します。少しでも参考になればと思います。

1.ボスからの招待レター これをもらうためには、まず当然留学先のボスの了承を頂かないといけません。ボスから了承を得るには面接が必要ですが、私が聞いた限りでは、学会で面談をするか、現地に行ってラボメンバーの前でプレゼン・ディスカッションを経てOKを頂くか、レアケースですがメールのやり取りをしただけで渡米後始めたお会いするという場合もあります。私は学会で面談をしてOKを頂きました。

2.DS2019 この書類がビザ取得の際に一番ハラハラした思いがありますが、今振り返るとそうでもないのかもしれません(笑)。私はまず最初にボスにDS2019の書類の発行に関して相談をしましたが、ボスはその存在すらご存じなく途方にくれました。そこで、私はラボの秘書さんにコンタクトを取り、DS2019の書類発行の手続きをお手伝いしてもらいました。具体的には、DS2019の書類発行部署と私との橋渡し的な感じですね。もし、ボスとの面談を現地で行う場合は、この書類を発行する時に誰が助けてくれそうか、現地の秘書さんにお土産を渡す際に相談してみて良いかもしれません。あくまで私の場合ですが、秘書さんは個別におみやげを渡されると非常に好意的に接してくれます。それとは別に、留学先のDS2019担当部署からグラントなどの収入証明を提出しないといけません。ちなみに、私は子供3人の計5人で米国留学したため、単身だと$2,400/month、妻はJ2で$800/month、子供1人当たり$400/monthなので、$4,400/monthが必要という計算になります。DS2019の発行手続きに取り掛かったのが留学開始の8か月前からと少し余裕がありましたが、私の場合では半年は見ておいた方が安心できると思いました。あくまで私のケースですが、審査自体は2週間程度、その審査が完了したらネット上でサインをして、FEDEXで1週間程度で届きました。

3.領事館での面談の予約 わたしの場合は福岡市の米国領事館が一番近かったのすが、1か月先にしか面談枠が無い状況でした。そこから面談当日までにビザ申請のためのネット上での手続きのための情報入力を何度も誤りがない事を確認しながら、家族5人分の入力しないといけないので、何日かに分けて作業した記憶があります。地味で集中力が多少いる作業なので、時間がしっかり取れる時に入力することをお勧めします。

4.ビザの写真 サイズ規定(https://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-photoinfo.asp)があって、最初自分で作成しようとしましたが、家族5人分作るとなると大変になると思い、写真館に行ってビザ用の写真を撮影してもらう事にしました。後述するビザ申請のためのネット上の情報入力の際に写真データをアップロードしないといけないので、写真そのものに加えて写真データも頂くようにした方が良いです。

4.領事館での面談 多少緊張していたのか、面談予定時間の30分ほど前に領事館前で待機していましたが、少し早く来過ぎたと思いました。不審物を持参していないかチェックを終えた後、面談を行うための部屋に入り、名前を呼ばれたら入国審査のようなスタイルで面談が日本語で行われ、何のために渡米するのか等、思った以上ににこやかに面談が行われて無事に終了。パスポートはVISA発行の為に領事館預かりとなり、1週間程度でVISAが張られたパスポートが郵送されてきました。VISA発行のための領事館の面談は子供のパスポートを持参し、子供たち本人の訪問は不要です。