留学先を決める

 留学された先輩たちから留学話を色々と聞いておいたら良いと思います。もし、周りに留学した人が少なければ他大学の先輩たちに学会の懇親会などで話を聞いたら喜んで色々と教えてくれると思います。ただ、そういう機会が定期的にあると、私の場合はとても助かるし留学がもっと身近に感じられるようになるじゃないかと思うんですが、これは今後の私の課題にしたいと思います。

 留学先のボスの方針は結構大きいです。論文はビックジャーナルに固執してないかどうかはPUBMEDなどで検索すると一目瞭然ですので事前に書くにすることを勧めます。また、どのような性格なのかについては、学会でお話ししただけではボスの特徴は上手くつかめないと思いますので、現地のラボに行って、ラボメンバーがどんな人がいるのか、関係性やあわよくばボスのキャラクターなど現地の人しか知りえない情報はつかんでおいた方が良いと思います。

 私の場合は国内のボスに決めてもらいました。自分の性格上、ここのラボがあっているという日本のボスに推薦されたところに素直に見学しに行き、現在に至りますが、まったくもって正解でした。留学先のボスがとある学会で来られることは確定している学会に演題発表をしに参加し、ボスと面談とラボ見学を同時に行いました。現在している研究テーマは、全く今までの内容と異なるのですが、それが現在は有機的に過去の研究とつながっていて、自分にとってはとても良いと思いました。留学先のラボメンバーは明るい人が多かったので、留学先については割と楽観的にとらえることができました。